恋時計
「・・はよ」

眠い。

白い天井が広がっている。

そうだった。今日から入院するんだった。

人生のカウントダウンが始まったところでやりたい事なんか何もない。

…つまらない。

私はベッドの横にある読み掛けの小説を手にとる。

「はぁ…」

溜息をつくと、私はゆっくりと本を読み始めた。



私はまだ気付いていなかった。

このカウントダウンと同時に恋のカウントダウンだっも始まったということに。
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