リヴァイサル~記憶の旅~
キンは焦っていた。
今日はもう4日目。
あとチャンスは3日しかない。
キンは起き上がると剣を取った。
「おいおい、まだやんのか?」
「…」
キンは黙って頷くと剣を構える。
「キン……今日でもう5回戦ってますよ…?」
「リバは黙っててっ!」
心配になって声を掛けたリバだったが、キンの激しい顔付きに黙ってしまった。
「まだあと3日あるんだぜ?
また明日のほうが…」
「あと少しなのっ!
あと少しで掴めそうなのっ!」
そういってキンはレッジに向かって走り出した。