幼なじみ攻略法-チョコより甘い文句を添えて-
「ふ-ん。
あ、ケーキ食べて良い??」
...は??
「ケーキ。」
そういって
困惑気味の私を無視して
机に置いてあるものを
指さす沙智。
「いいけど....。」
今の話し無しにされてない??
「きっていいよね。」
...なんかむかついてきた。
「...嘉弥??」
「私は嘉弥じゃないです。
どうせケーキ制作機ですっ。」
作戦Bのせいで
嘉弥からケーキ制作機に
降格だなんて
思っても無かったこどね。
「はぁ??」
「沙智は何とも
思ってないんでしょ??
私の目撃より
ケーキって何それっ。
そりゃさ、
毎日仮にも
女の私の部屋にきて
何もなく過ごせる位だし??
フェロモンよりイロモンでてるってよく私言われるし、
上目遣いもうまくできないし、そもそもBになり損ねた
Aカップだしっ。
初の2ケツはまさかの
すっぴんの中の
すっぴんだったよ?!
でも...でも...」
自爆行為とも言える
言葉を言いまくる私。
それに引き換え
ずっと私を黙って
みる沙智。
さすがにケーキは食べて無い。