大好きな君へ
プロローグ
とき…。
あなたは幸せだった?
ときの生きてきた13年…
大切な何かを得る事が出来た?
あたしと過ごした短い時間の中で少しでも…幸せを感じてくれた?
あたしは…
ときと過ごせて幸せでした。
でも本当はね、
一緒に笑って
一緒に泣いて
ずっとずっと
側にいたかった。
これからも
ときの側にずっといられますように…
って何度も願ったよ?
けど、ときはあたしの側にはもういない…。
どんなに願っても帰って来ないんだよね。
とき…?
あたしはどんなに時が経とうと、ときを思い出にする事なんか出来そうにないよ…。
ときがいないとすごくつまんないし、暗闇の中にいるみたいな感じになるんだ。
でも…そんな時はときがあたしの光になって暗闇を照らしてくれてるんだ。
って思うとあたしは頑張れるよ。
だからあたしがそっちに行くまで光になって照らしてて。
今度生まれ変わったらときの側にいれますように。
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