☆続★ハニーシュガー~甘い恋~
「じゃあ、頑張りなよ!美希は、ママになるんでしょ?」
『うん。』
私は、菜穂チャンが入れてくれたアイスティーに手を伸ばした。
冷たくて、今まで引っかかっていた物が全て流れていく感じがした。
『おいし。』
「好きなブランドだからね!」
ニンマリと笑う菜穂チャン。
ありがとう…。
ピンポーン…。
「お迎えが来たよ。何でここが分かったんだろうね?」
「美希!ごめん。」
申し訳なさそうな顔をして立っている愁弥。
『私も…我がまま言ってごめんね。』