生徒会とメガネっ子
その後、綾は日誌を書き終わり二人で生徒会室に行った。

「「「「遅い!!!!」」」」

すでに他の四人は来ていて、綾と慧市は肩身も狭かった。

「さてと…全員そろったところで本題入るぞ。」

「なるべく早くしてくれよ?さっさと帰りてぇんだから…」

話を切り出した健紫にむかって瞭が言った。

「だったら黙っとけ!健紫続けてくれ。」

洋仁は一発瞭の頭を叩き、言った。

「ああ。分かった。夏休み明けに文化祭があるのは知ってるよな?そこで生徒会で一つ出し物をやらなければいけないらしいので、今日はその内容を決めるぞ。」

「えっ、それって絶対ですか?」

綾がおずおずと尋ねる。

「うん。絶対。」

なぜか笑顔で健紫は答える。

「うーん……いきなりそんなこと言われてもねぇ…」

慧市が腕を組んで考え込む。

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