生徒会とメガネっ子
帰りの会直前、綾のところへ沙夜香がやってきた。

「ねえ綾、さっきからクラスのみんなに散々言われてるけど、大丈夫?」

「ああ、あんなヤツらなんかほっときゃいいのよ。私は好きで生徒会に入ったわけじゃないし。でも入ったからには見返してやるよ!!」

綾は散々言われたことで闘志に燃えていた。

「綾…強いね。なんか見直しちゃった。」

「ありがと♪ってことは今までみくびってたの?」

「まあ…そんなとこもあったかな?」

「もう!」

そう言って二人は笑いあった。
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