生徒会とメガネっ子
「いやー、それにしても綾ちゃん可愛いね♪キスしたくなっちゃうなぁ…」

そういうと洋仁は綾を後ろから抱き締めた。

「へっ?」

突然の出来事に綾は変な声が出てしまった。

「何やってんだよ!!」

すぐさま瞭が綾から洋仁をひっぺがした。

「だって、スゴい可愛かったからつい……」

「お前いつもだろ!!」

そう言って二人はケンカを始めてしまった。

「あーあ、またはじまったよ。せっかくさっき収まったとこだったのに。」

「まぁ、いつものことだから。綾ちゃん、慧市くん、気にしないでね。で、俺の名前は、斉藤健紫(サイトウケンシ)。生徒会の会計をやることになってるよ。よろしく。」

「「よろしくお願いします。」」

「で、慧市くん、さっそくなんだけど…」

「はい。」

「慧市くんにはこの生徒会の副会長をやってもらいたいんだ。」

「えっ、俺がですか!?」
< 18 / 144 >

この作品をシェア

pagetop