生徒会とメガネっ子
「それで、健紫先輩、今日の仕事はなんですか?」

綾が健紫に訊ねた。

「昨日の続きだよ。」

「「ええーっ!?」」

「ええーって言ってもしょうがないだろ?」

「まぁそうですけど…」

「さっ、グダグダしてないでさっさとやるぞ。」

「「はーい……」」

綾達はそれぞれホッチキスを手に昨日の作業の続きを始めた。

「ういーす」

作業を始めて少し経った時、洋仁がやって来た。そして、綾達の作業を見て、絶句した。

「またこれかよー!いい加減にしてくれよ!」

「仕方ないだろうが!」

「僕らだって嫌だけどやってるんですから!」

「早く座ってやってください!」

「はーい…」

三人に怒鳴られた洋仁はしぶしぶながらも作業を始めたのだった。
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