生徒会とメガネっ子
大沢先生が出て行き、保健室には綾と梓の二人っきりになった。
「綾ちゃん。」
「うん?どうかした?」
「…いや、なんでもない。」
「もー…そんな風に言われたらなんか気になるよ…」
「あーなんか熱上がってきたみたいだぁ…もう一回寝る!」
そういって、梓は布団をかぶってしまった。
「もう……おやすみ。お大事にね。」
綾はそういって、保健室を出て行った。
(もう出て行ったかな…?)
綾が保健室から出て行ったあと、寝たはずの梓は布団から這い出した。
「やっぱりあのこと聞けなかったな…」
少し悲しそうな顔を浮かべて、梓は誰もいない保健室でそっとつぶやいたのだった。
「綾ちゃん。」
「うん?どうかした?」
「…いや、なんでもない。」
「もー…そんな風に言われたらなんか気になるよ…」
「あーなんか熱上がってきたみたいだぁ…もう一回寝る!」
そういって、梓は布団をかぶってしまった。
「もう……おやすみ。お大事にね。」
綾はそういって、保健室を出て行った。
(もう出て行ったかな…?)
綾が保健室から出て行ったあと、寝たはずの梓は布団から這い出した。
「やっぱりあのこと聞けなかったな…」
少し悲しそうな顔を浮かべて、梓は誰もいない保健室でそっとつぶやいたのだった。