生徒会とメガネっ子
その日は職員の会議があったため、いつもより早く授業が終わった。

生徒は下校することになっているが生徒会だけは例外で、活動をすることになっていた。

(洋仁先輩と会わなきゃいけないなぁ…超気まずい…)

生徒会室にむかう途中、綾はこう思った。

「綾、顔が暗いぞ。嫌なことでも思い出したのか?」

今日は部活のない慧市も一緒だ。

「なんでもないよ♪」

無理に笑顔を作って綾は答えた。
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