生徒会とメガネっ子
「おー来た来た。じゃあ早速なんだが…」

綾は覚悟を決めた。だが、次に高橋の口から出てきたのは、綾が想像もしていなかった言葉だった。

「生徒会をやってみる気はないか?」

「は…?」

あまりに突然だったため、綾は拍子抜けしてしまった。

「どうだ?」

「別にやってもいいですけど…」

そのせいで思わずこう答えてしまった。

「そうか、やってくれるか!よかったー二年生からの推薦者が出なくて困ってたんだ。」

「はあ…」

「他に推薦者がいないから、多分これで決定だと思うからよろしくな。一度引き受けたことなんだから投げだすなよ?じゃあ帰ってよし。」

「…はい。じゃあ失礼します。」

綾は職員室を出た。

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