Gold Angel〜不良校のシンデレラ〜1
「「………。」」
あれ?
3人共、固まっている
真弥が3人に
「コイツ、極度の無自覚なんですよ」
と、言った
『本当にキレイですね…。モデルかなんかですか?』
真弥の言ったことは引っかかったけど!
スルーの方向で!
「だからお世辞は……」
――――ピロピロピン♪
あ、私の携帯に着信だ
『はい』
[あ、水城?那智だけど…。2人ウマくいってる?]
那智か……
私は息を大きく吸って
『バッカヤロー!変なこと仕組みやがって!!!
ありがた迷惑なんだよ!
バカ那智!男のクセして可愛い顔しやがって!
ムカつくんだよ!
帰ったら覚えとけ!!』
ノンブレスで頑張った
[なんで途中からヒガミなわけ?しかも水城の方が可愛……――ブチッ]
切りました!
すると
「確かにお世辞は言えなさそうね……。よく分かったわ」
と、真ん中の人が呟いた