Curseーカースー
◆死のゲーム
気が付くと、葉月は立ったまま、金縛りをかけられていた。
そこはまるで、双六のようだった。
広くて……まるで自分が駒であるかのようだ。
「何…………ここ、」
すると目の前にルーラとロストンが現れた。
「この双六があなたの生死に関わるゲームよ。」
「え……?あたし、このゲームに勝てば助かるかもしれないの?」
ルーラが頷く。