Curseーカースー



葉月はビックリして下を見る。




すると、普通の双六ではあり得ない、目を疑うような言葉が書かれていた。





『殺人鬼に殺され、右手の指を切られる』





「え」







固まる葉月の右手に鋭い痛みが襲う。





「うっ!!!!」





一瞬じゃない、ずっとだ。




右手を見ると、何も起こっていなかった。



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