Curseーカースー



抜けた真っ赤の珠の魂はシファの足元に転がってきた。



シファは無表情なままで拾い上げた。




「人間の命もこれっぽっちの大きさなのね………。」



と囁いた。




するとシファの後ろに突然、謎の扉が現れた。




ずずずずずずずず


と音をたてながら、重そうな扉が開いた。




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