Curseーカースー
◆立ち直り
葉月は1週間後、学校に来た。
「百合、おはよう。」
「葉月………。」
葉月はニコッと微笑んだ。
「みんなも、おはよう。」
「おは…………よう。」
すると葉月の周りに、クラスメートが集まる。
「あ、葉月ちゃん!大丈夫?」
「うん、大丈夫。心配かけてゴメンね?」
そういう挨拶をかわした後、前みたいに、いろんな世間話で会話が弾んでいた。
葉月は明るく、笑いながら話していた。