Curseーカースー



「そう………。

じゃあそのサイトに葉月ちゃんの名前を書いて送信してね?」



「う、うん。」




百合はケータイに『朱山葉月』と書いて送信ボタンを押した。





その瞬間、風がまた吹いた。






いきなりでビックリして目を瞑る。





目を開けるとすでにシファは居なかった。






百合は窓から外を見る。




「ありがとう、葵ちゃん。」




と囁いた。


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