狼彼氏×天然彼女
「――…んん―…」
ちょっとやりすぎかな―…
……ま、我慢してもらお。
そして静かに舌を入れた。
「――…んあ―…」
俺は止まらなくなり
実紅の舌を自分から絡ませた。
すると実紅は初めてなのか俺に任せていた。
実紅の腕を押さえているため
実紅はいくら苦しくてもキスは止められない。
「――…んあッ…しゅ…んッ」
だから喋るなって
言ったじゃん………
キスしにくいっての…
実紅の肩がハァハァしてきたころ俺は唇を離した。
「――…ハァ、ハァ…
な…んで…こんな……こと…」
「……おまえが悪い」
「………へ?」
おまえが
あんな顔するから…。
「…おまえだからな。
ってか他の奴にあんな顔すんなよ…」
「あんな顔って…なによ」
俺は実紅の肩に顎をのせてそっと耳元で囁いた。
「………………………………
……………………………
………………………
………………………上目遣い」
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