狼彼氏×天然彼女













自分の席に戻ると
奈留ちゃんが心配そうな顔をしてこっちに向かってきた。







「…実紅ちゃん、平気ですか?」




きっと片山さんとのことを見てたんだね…。



そりゃあ、
あんなの見れば
誰でも心配するよね。







「平気だよ。
なんとかね」



「そっかー…。ならよかったよぉ
でもなに話してたの?なんか普通の話じゃなさそうだったから」



「なんかね――…」
















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「ぇぇええええッッ?!!!
そんなことになっちゃったんですかぁあああ?!!!」



奈留ちゃん、

声大きすぎ―…





「…なんでッなんでッ?!
なんでそんなことになっちゃったんですかぁ??」




なんでって――…



片山さんが
勝手に決めちゃったんだもんな…












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