狼彼氏×天然彼女












実紅はといえば

まだ部屋には来ていない。



あいつ…

なにやってんだ?



なんか遅くね??




…ま、そのうち来るだろ。









俺は自分の荷物を
一通り片付けた。


たった二週間だけだしな。




ってか荷物、
どーやって出してきたんだ?あいつら。



勝手に入ったしか
ありえないよな……なんか怪しいやつらだったし。



黒いスーツにサングラス。


なんかSPって感じでもあった。

























あれから
20分は経ったのにまだ実紅は部屋に現れない。



ほんっと、
あいつ何処に居るんだよ…。








バタンッ─





「……え?」



扉が激しく開いた

というか激しく閉まった。












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