狼彼氏×天然彼女
まだ顔真っ赤にしてるよ。
涼介のやつ…。
どんだけ
エロいこと考えてたんだか。
バシッ
「―…ぃって!!」
「顔赤くしてんな」
俺は顔をタコより真っ赤にしてる涼介をバシッと叩いた。
「あ、赤くなんか…」
戸惑ってんし。
「じゃ、
俺そろそろ教室戻るわ」
「おぉ!!じゃあな」
涼介のやつ―……
あいつ結構
情報通だからな。
気を付けねえと…。
「――…眠…」
今日は何故だか4時限で終わりいつもより早く寮の部屋に着いた。
だから今、
この前買っておいたコーラを飲みながらテレビを見ていた。
「―…ってリモコンあんじゃん」
どこにあったんだよ。
「…それ、ソファの後ろに落ちてたよ」
「…え?!」
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