狼彼氏×天然彼女











あたしは食器を洗い終わり舜のいるリビングに向かった。






「…おまえ、なんで、んなに平然としてられるわけ?」





―――……



―…は?



言ってる意味が

"さっぱり"
分かんないんですけど―……?






「――…なんの話?」



「―…は?
―――……

おまえ、もしかして…
明日のこと覚えてねえの?」





…明日のこと?



「…なにそれ」



「マジかよ――…」





舜はソファに預けていた体をズルッと下にずらして
だらしなく座った。



しかも頭を
ワシャワシャしてる。






――…え?


なに? なに?




明日―…

なんかあった…?













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