狼彼氏×天然彼女













「――…では、
集計結果を発表しますね」




小池裕子先生は一回ゴクリとしてから発表し始めた。

(小池裕子先生は
前回に一回出ています↑↑↑)








「もう集計されたんだね」




隣に座っている
いとこの亜実奈はソワソワした感じでいた。



でも集計されんの
早いよね…今思うと。






「実紅もあたしも2人ともレディクラに入れたら、いいのに」



「…亜実奈は余裕でレディクラ入れんでしょ」



「それは実紅だって!!
だってうちのクラスの男子なんかほとんど実紅狙いばっかなんだよ?」



「ないない」



「じゃあ、集計結果で確認してみなよ?きっと実紅ばっかだよ♪」





ないから…。


まず、当選するかすら
分かんないのに…。




一番、票が入ってるなんて、ありえないでしょ…?










「まず、126票


―――……高畑実紅」





―――……はい?



――――………なんだって?






「…先生、今なんて言った?」


「あなたが126票で一位って言ったのよ…?」


「……先生もう一度」


「あなたが
一位って言ってるの!!!!」










――――――――――
―――――…………
――――………





空耳ですか…?




もう一度言って

くださーーい!!












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