狼彼氏×天然彼女












「遠慮なんかしてたまるかよ…」





空にそう言い
俺はその場を去った。








「―――……
マジでやんねえと…実紅のこと諦めきれねえんだよ―…っ」



一人その場に残された空は一人…


そう呟いていた。

















「―…っつーか、あいつ何処に居んだよ―…」




俺なんにも知らねえじゃん…


ってか――…










「…お前まで、んなとこで何してんだよ……」



「皆の紳士、洸太登場♪」



「何が紳士だよ…」



「あ。そこはあんまし気にしないで?深い意味はねえから」





――――………



別に気にしてねえよ。













.
< 234 / 404 >

この作品をシェア

pagetop