狼彼氏×天然彼女

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─────１０分後────




「あいつら…遅ぇ」


「もしかして予想的中？♪」


「縁起でもねえこと言うんじゃねえよ」





本当に襲われてんのか…？



だとしたら空をこのままにしておくわけにはいかねえしな。








「………
俺、行ってくる」



「…え？何処に？」



「実紅たちんとこ」





修夜と洸太は
やっと意味が分かったのかニヤリと怪しい笑みを浮かべた。




「んだよ、その笑み」



「いや、ヤキモチ妬いてんだなーって思って」





――…なｯ!!!!


妬いてなんか…

妬いてなんか…




妬いてなんかねえっての。







「一々うっせーんだよ。お前ら」




そう言い
教室から出た。













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