狼彼氏×天然彼女













「お母さん…は?」


「今夕飯の準備してるけど…」




うそ―…っ!?


時計をふと見てみると

針は“6時5分”をさしていた。



もうこんな時間?!





「あたし、手伝うよ」


「…は?」


「夕飯の準備、手伝った方がいいでしょ?」


「別に手伝わなくても平気だと思うけど…」





いや!!

あたしのプライドが
許さないっ!!



だから手伝わなきゃ!


と思って、部屋のドアのぶに手を掛けたが……





「…あたし、1人?」



1人で下に
降りなきゃいけないのー…??





「俺に付いて来いって?」



コクっと頷いた。




「めんどうなことを…。1人で行けねえなら最初から言うな」



たしかに、
そうだけど…。


でも手伝わなきゃ
いけないのかな?って思って…。












.
< 315 / 404 >

この作品をシェア

pagetop