狼彼氏×天然彼女
「お母さん…は?」
「今夕飯の準備してるけど…」
うそ―…っ!?
時計をふと見てみると
針は“6時5分”をさしていた。
もうこんな時間?!
「あたし、手伝うよ」
「…は?」
「夕飯の準備、手伝った方がいいでしょ?」
「別に手伝わなくても平気だと思うけど…」
いや!!
あたしのプライドが
許さないっ!!
だから手伝わなきゃ!
と思って、部屋のドアのぶに手を掛けたが……
「…あたし、1人?」
1人で下に
降りなきゃいけないのー…??
「俺に付いて来いって?」
コクっと頷いた。
「めんどうなことを…。1人で行けねえなら最初から言うな」
たしかに、
そうだけど…。
でも手伝わなきゃ
いけないのかな?って思って…。
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