狼彼氏×天然彼女
洗い物が終わると
お母さんが紅茶を入れてくれた。
「ありがとうございます」
「いいえ。洗い物まで手伝ってもらっちゃってごめんなさいね」
「あ…いえ、」
なんか舜のお母さん…
良い人でよかった―…
もし怖い人だったら、どうしようかと思っちゃった…。
「今日は
泊まっていくんでしょ?」
「あ…はい」
「なら先にお風呂入っちゃっていいわよ?後からだと嫌でしょ?」
え―…
先に入っちゃっていいのかな…
たしかに
先に入りたいけどさ…。
「その代わりに凛、お風呂に入れてくれない?」
「え、それでいいんですか?」
「ええ。
凛も一緒に入りたいって」
下を見ると
パジャマを持った
凛ちゃんがいた。
もしかして…
準備して待ってたの?
.