狼彼氏×天然彼女












自慢かよ…。


マジムカつくなこいつ。




「もう修夜、あっちいけ」

「洸太ヒドッ!!」

「お前いらねえ」

「もう自慢しねえから許してください―…!!」

「なら黙ってろ」

「―…はい」




なんて言いながら
修夜は冷蔵庫からアイスを取って食べ始めた。



また勝手に食べやがって―……


こんなのの
何処が女子は好きなんだ?



俺には、まったく分かんねえ。





「告白ってどーやんの?先輩、教えて下さいよ…」


「はぁ?だから俺なんも知らねえって言ってんだろ」


「でも何かあんだろ?
告白するときの言葉とかさ。
シチュエーションとか、洋服はどんなの着てくとか」




――…

ねえよ、んなの。



普通。でいいと思うけど…。












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