狼彼氏×天然彼女












冷蔵庫をまだ漁ってる修夜。



「修夜」


修夜の肩がビクッと震えた。




「なに人んちの冷蔵庫ん中漁ってんだ…?」


「…あのー」


「あ?」


「アイスがねえんだけど…」




……は?


俺、昨日買ってきたばっかなんだけど。


しかも結構の数買ってきた…。




「……お前、

いくつ食べた?」

「…な、なにを?」

「アイスだよ」

「……3個…?」




俺…

昨日…



アイス3個
買ってきたんだけど。






「お前が全部食べたんだよ」


「…あ、あはははー」



こいつ――…












「殺す」



修夜の胸倉を掴んだ。




「ごめんってえー!!」













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