狼彼氏×天然彼女
「あ、そっか。実紅ちゃんとイチャイチャしたいもんねー」
……うぜえ。
「分かってんなら、さっさと帰れ」
「はいはい」
しぶしぶ帰って行った3人。
実紅は流れ的に
俺の部屋に1人残った。
「…修夜が言ってたし
―…イチャイチャでもする?」
実紅の顔はいつものように素早く真っ赤に染まっていった。
「す、するわけないでしょ!」
「なんで?」
「なんで?、って!
する理由がないでしょ!」
一つ一つの
反応がおもしれえ…。
「付き合ってるから?」
「……なッッ////」
「ほら、何にも言い返せねえじゃん」
さすが“the天然”だな。
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