狼彼氏×天然彼女
7・涙に嫉妬
バタン─
実紅は泣きながら出て行った。
キスはまずかったかな…。
涙流してたし…。
するとテーブルには実紅が置いていったのだろう…
上着が置いてあった。
「あいつ…なに忘れてんだよ」
返しに行かなきゃダメじゃん。
どーしよ…。
っつーか…ぜってぇ避けられるよな。
無理矢理キスしちゃったし…。
泣かせちゃったし…。
マジどーしよ…。
泣かなくたっていいのによ…。
でもやっぱ、やばっかたな…。
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