MISS YOU
【幻ー12】
そんな泣いてる千里を見て、
母親は優しく慰めた。
「……朋樹のことを
とっても大切にして
くれたのね…
きっと
朋樹も喜んでるわ…」
違う……
大切にされたのは
私の方だ…
そんな苦しんでる時に、
私は……
私は…………!!
悲しみのまま、
仏壇に近付く千里。
そこで、
壊れている金属が
飾られてるのに気付く…
「これは……」
2人のお揃いの
ペンダント…
形が変わっていても、
それはすぐに分かった。
「ああ…それ?
それは、
あの子が最後まで
握り締めていた物よ。
結局これが何なのか
私達には
分からなかったけれど、
あの子にとって
とても大切な物
だったのね」
それを聞いて、
千里は更に
涙が止まらなくなる。
朋樹……!!!
壊れたペンダントを握り締め、
千里は仏壇の前で
泣き続けていた
そんな泣いてる千里を見て、
母親は優しく慰めた。
「……朋樹のことを
とっても大切にして
くれたのね…
きっと
朋樹も喜んでるわ…」
違う……
大切にされたのは
私の方だ…
そんな苦しんでる時に、
私は……
私は…………!!
悲しみのまま、
仏壇に近付く千里。
そこで、
壊れている金属が
飾られてるのに気付く…
「これは……」
2人のお揃いの
ペンダント…
形が変わっていても、
それはすぐに分かった。
「ああ…それ?
それは、
あの子が最後まで
握り締めていた物よ。
結局これが何なのか
私達には
分からなかったけれど、
あの子にとって
とても大切な物
だったのね」
それを聞いて、
千里は更に
涙が止まらなくなる。
朋樹……!!!
壊れたペンダントを握り締め、
千里は仏壇の前で
泣き続けていた