MISS YOU
【淡い日々ー14】


まあ、
深く考えたとこで、
所詮夢は夢でしかない。









そんな幻影に
惑わされる程
バカではないので、
千里は考えることを
やめた。












「とゆうか朋樹、
マックで働きたいとか
言わないでよ?
食い意地
はってるんだから…」










「そんなことするか!
もう就職内定もらってる
もんね~★」









まだまだ
今は高校生3年だが、
あと1・2ヶ月もすれば
高校生ではなくなって
しまう。










朋樹は就職し、
千里は大学へ
進学するのである。










「なんか…
高校時代って
あっという間だね…
ちょっと寂しいな」









「そんなこと言うな。
卒業したって
友達とは
ずっと離れないもんさ」
< 14 / 117 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop