MISS YOU
【淡い日々ー19】
「何笑ってるんだよ?
全く変な冗談言って
焦らせるな」
「アハハ。
分かっちゃった?
でも卒業して、
働くようになったら
泊まり来てね」
その後、
二人は軽く談笑をした後
再び寒い外に、
出たのだった。
「寒い~」
そう言う千里の首に、
朋樹は自分のマフラーを
かけてあげた。
「やるよ」
「え?
本当にくれるってこと?」
朋樹は
マフラーがもう一つ
家にあるので、
それを千里に
あげることにした。
「男もんで良ければな」
「うん、全然いいよ。
朋樹の匂いがして
落ち着く…
ありがと
大事に使うね」
そう言うと、
千里は朋樹の手を
しっかり握り、
幸せそうにしている。
朋樹も、
心が愛しさで溢れるほど
幸せの絶頂にいた。
大学卒業後に結婚して、
いつまでもこんな
幸せが続くんだなと
お互い
信じて疑わなかった。
だが、
2人はまだ気付いて
いない…
ある「闇」が、
すぐそこまで近付いて
いるということを…
「何笑ってるんだよ?
全く変な冗談言って
焦らせるな」
「アハハ。
分かっちゃった?
でも卒業して、
働くようになったら
泊まり来てね」
その後、
二人は軽く談笑をした後
再び寒い外に、
出たのだった。
「寒い~」
そう言う千里の首に、
朋樹は自分のマフラーを
かけてあげた。
「やるよ」
「え?
本当にくれるってこと?」
朋樹は
マフラーがもう一つ
家にあるので、
それを千里に
あげることにした。
「男もんで良ければな」
「うん、全然いいよ。
朋樹の匂いがして
落ち着く…
ありがと
大事に使うね」
そう言うと、
千里は朋樹の手を
しっかり握り、
幸せそうにしている。
朋樹も、
心が愛しさで溢れるほど
幸せの絶頂にいた。
大学卒業後に結婚して、
いつまでもこんな
幸せが続くんだなと
お互い
信じて疑わなかった。
だが、
2人はまだ気付いて
いない…
ある「闇」が、
すぐそこまで近付いて
いるということを…