アタシのカラダ。-Iast night-
◆好きな人
ねぇ…先生?
アタシは先生の事が好きです。
先生はどうですか?
…好きなワケないよね、
だって先生には彼女がいるもん。
アタシに振り向いてくれないって分かってるけどさ、
先生が赤ペンを持つと必ず諦められなくなるんだ。
ねぇ…先生。
アタシは今好きでもないオトコの腕の中にいます。
「りいこ…キレイだ」
男は言う。
アタシのカラダを汚しながら。
「気持ち悪い…、」
アタシは涙を流す。
何度目だろうか…
慣れてしまってる自分がいるんだ。