最強少女と最強少年 壱
「よし!!辛気くさい話しはこれで終わりな!!喧嘩はじめっか♪」
『ん。オッケー』
あたしは親指を立てて航に言った。
洋太の眉間のしわはまだよっているけれど、しょうがないんだ。
実際はあたしより洋太のほうが辛いかもだし。
うん、あたしが落ち込んじゃダメ!!
『あーつ゛がれ゛だー…』
「ハッ……ハァハァ……柚、腕上がったな」
『なんか上から目線がものすごぉーく腹立つんですけど!?』