キミのとなりで
「班長??松本君だよ!!」

「えぇェェェェ!!!!!!」

「なんだよ。俺じゃ何か問題でもあるのかよ。」

松本が不満そうに詩織を見てきた。

「いや、そーじゃないけど・・・」

「あっ!!もしかして詩織ちゃん班長??」

遥は詩織の態度をを察して聞いてきた。

「うん」

「へー。詩織が班長か・・・。てっきり俺は拓かと思ったし!!」

そう言いながら、松本はヒジをついて福本の方を細目で見た。

「俺がそんなメンドイ役するわけ無いしッ!!」

それに対して福本は笑いながら手を後ろに回して答えた。

「それもそうだな!!お前が班長なんてやったら雷落ちてくるし!!」

「オイ勇揮!!それどういう意味だよ!!」

っと言いながら松本と福本が笑いあった。


「・・・まっ、そーゆー理由で詩織、お互い班長よろしくッ!!」

っと松本が福本との会話をやめて片手を挙げて言ってきた。

「『そーゆーこと』ってどういう事かよく分かんないですけど・・・まァ、いいや。あたしやる気ないけどヨロシクッ!!」

詩織も片手を挙げて返した。


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