キミのとなりで
「オイ、山本!!ちょっとこっち来て!!」
さっきまで池田と話していた松本が、同じ小学校の山本を呼んでいる。
そして山本の耳元で何かを言っていた。
『何言ってるんだろ・・・』
その姿を目にした詩織は気になって、すこし松本たちの方をチラチラ見た。
「ハァ!?誰??しーちゃんって!?」
山本が大きな声で言った。
詩織はビックリして松本たちの方を見た。
『えぇ!?何??もしかして、しーちゃんってあたしのこと??さっきの遥との会話聞いてたワケ??』
「だ~か~ら。とりあえずしーちゃんって言っとけ!!分かったか??」
そういって松本はニヤニヤしている。
「ねぇ、私の席のとなりの人って詩織ちゃんに気があるんじゃない??」
遥までニヤニヤし始めた。
「まさかぁ!!たまたま会話が聞こえたから面白がって言ってるだけだよ!!」
「イヤ、分からんよぉ。いきなりあだ名で呼ぶなんて、気があるとしか思えないし!!」
「イヤ、絶対ないって!!」
「え~。そうかなぁ??」
口ではそう言っているが、詩織は少し松本のことを意識していた。
さっきまで池田と話していた松本が、同じ小学校の山本を呼んでいる。
そして山本の耳元で何かを言っていた。
『何言ってるんだろ・・・』
その姿を目にした詩織は気になって、すこし松本たちの方をチラチラ見た。
「ハァ!?誰??しーちゃんって!?」
山本が大きな声で言った。
詩織はビックリして松本たちの方を見た。
『えぇ!?何??もしかして、しーちゃんってあたしのこと??さっきの遥との会話聞いてたワケ??』
「だ~か~ら。とりあえずしーちゃんって言っとけ!!分かったか??」
そういって松本はニヤニヤしている。
「ねぇ、私の席のとなりの人って詩織ちゃんに気があるんじゃない??」
遥までニヤニヤし始めた。
「まさかぁ!!たまたま会話が聞こえたから面白がって言ってるだけだよ!!」
「イヤ、分からんよぉ。いきなりあだ名で呼ぶなんて、気があるとしか思えないし!!」
「イヤ、絶対ないって!!」
「え~。そうかなぁ??」
口ではそう言っているが、詩織は少し松本のことを意識していた。