【詩】記憶の持続性
スーパーノヴァ
時々、宇宙を思い浮かべる。

真っ暗な闇の中で星が…私たちが星と呼んでいるものが浮かんでいる。
中には惑星もあるのだろう。

銀河系の外に出て、そこに拡がっているであろう宇宙を思い浮かべる。
もう地球は見えない。
どれくらい離れているのだろう。

振り返っても、遠すぎる。

私たちが宇宙と呼んでいるものは、きっと銀河系内のことを指している場合が多いのだと思う。

銀河系自体はもちろん想像もつかないほど巨大だろう。
私たちにしてみれば、太陽系でさえそれに値するほどのものだ。

けれど、銀河系の外の宇宙は果たしてどんな空間なのだろう。

やはり銀河系内と同じような感じなのだろうか。

銀河系の外にある星の光でさえ、地球にまで届くのだから。


ただし、幾億もの光年を要するけれど。
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