【詩】記憶の持続性
そう、人類が生まれるよりも遥か遠い昔に、その光は放たれたのだ。
人はその光を見上げた時、やはり無感情なのだろうか。
それとも、やはり何か考えるところがあるのだろうか。
けれど星たちにしてみれば、そんなことはどうでもいいことなのかもしれない。
そして、そんなどうでもいいことが積み重なり折り重なって、未知というものが形成されるのだろうか。
宇宙というものが形成されるのだろうか。
そしてその宇宙には、果てがあるのだろうか。
思考さえも追いつけない、何も無い闇。
絶望的ともいえる闇の中。
けれどその闇があるから私たちは存在することが出来る。
それは子宮の闇。
すべてを孕み、産み落とす。
幾億の光年を隔てたその先で、新たな星がまた産まれようとしていた。
それは私にとって次の命を見据えるための鍵だった。
人はその光を見上げた時、やはり無感情なのだろうか。
それとも、やはり何か考えるところがあるのだろうか。
けれど星たちにしてみれば、そんなことはどうでもいいことなのかもしれない。
そして、そんなどうでもいいことが積み重なり折り重なって、未知というものが形成されるのだろうか。
宇宙というものが形成されるのだろうか。
そしてその宇宙には、果てがあるのだろうか。
思考さえも追いつけない、何も無い闇。
絶望的ともいえる闇の中。
けれどその闇があるから私たちは存在することが出来る。
それは子宮の闇。
すべてを孕み、産み落とす。
幾億の光年を隔てたその先で、新たな星がまた産まれようとしていた。
それは私にとって次の命を見据えるための鍵だった。