【詩】記憶の持続性
記憶の持続性
遥かな闇の底から浮かび上がる感情
怒りとも悲しみとも
憎しみとも虚しさとも違う
なのに懐かしい
脳の奥の錆び付いた想いを
静かに、強く揺さぶる
初めて知るはずのものなのに
遠い昔から知っていたような感覚が僅かにある
誰も知らないはずのものなのに
自分だけは詳しく知っていたような感覚が微かにある
記憶の中枢で疼くこれは?
絶えず形を変え続け、変え尽くす
けれどいつまでも変わらないもの
それは時に
太陽の光の粒子であったり
透明な水の歌声であったり
止まることのない時間の流れであったりした
闇から生まれた幾つものカタチ、あるいは存在
それらが意味するものを考える時間は、まだあるはずだ
ひとつだけ解っていることは
「鍵はきっとそこにある」
怒りとも悲しみとも
憎しみとも虚しさとも違う
なのに懐かしい
脳の奥の錆び付いた想いを
静かに、強く揺さぶる
初めて知るはずのものなのに
遠い昔から知っていたような感覚が僅かにある
誰も知らないはずのものなのに
自分だけは詳しく知っていたような感覚が微かにある
記憶の中枢で疼くこれは?
絶えず形を変え続け、変え尽くす
けれどいつまでも変わらないもの
それは時に
太陽の光の粒子であったり
透明な水の歌声であったり
止まることのない時間の流れであったりした
闇から生まれた幾つものカタチ、あるいは存在
それらが意味するものを考える時間は、まだあるはずだ
ひとつだけ解っていることは
「鍵はきっとそこにある」