【詩】記憶の持続性
Every cloud has a…
凍えるような空へ手をかざし
それが掴めないことでまた生き長らえる
 
まだ振り払えない迷いと
あてのない未来の先に
絶対的な暗闇を見た
 
あとどれくらいで君に出会えるのかな
その時全てを伝えよう
ただ一つ残された幻想でしかないのだとしても
 
割れていく時間の中へ手を伸ばし
果てのない記憶を持って
光の海に飛び込めたなら
 
終末を吹き渡る風を見つめたまま
この大地に還るのなら
 
あとどれくらいで君に出会えるのかな
その時全てを伝えよう
ただ一つ残された幻想でしかないのだとしても
 
あとどれくらいでこの声は届くのかな
この世界のどこかにいる君のもとまで
たしかに感じる存在だから引き返す訳にはいかないよ 
 
「どうか…」
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