彼は年下の男の子


雅也の車の中で


「家に美咲が 居るからびっくりしたよ
いつから?恭介と・・・」


と 聞かれ


「去年の5月だったかな・・・
恭介は 直美の弟の友達なんだ」


「そーなんだ!
まさかのまさかだよな・・・
こんな形で会うとか 思ってもなかったよ」


「うん・・・
声聞いた瞬間まさか!と思った
ところで 雅也彼女は?」


「オレ?いないよ・・・」


「そう・・・」


「なかなかな・・・
出来ないわけよ」


「そっかぁ・・・
まぁ 雅也ならいくらでも いるよ いい人」


「ありがとうな・・・」


そんな話をしながら車は
私の家の近くに着いた。


「ありがとう」


「恭介と早く仲直りしろよ」


「うん!」


と 別れた。





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