彼は年下の男の子



「どうだったの?」


「出来てた 2ヶ月だって」


「どーするの?恭介に言おうよ!」


「言わない!」


「あんた一人が作った子じゃないでしょ!
恭介にも 責任あるでしょ!」


「関係ない!もう関係ない!
だから 口が避けても言わないでよ!」


私は一人で考えた


【中絶しよう】


そして 一から出直せばいいんだ


ごめんね 赤ちゃん 産んであげられなくて


いっぱいいっぱい泣いた




明後日まで


お腹の子供に


自分の事


恭介の事


色々話して聞かせたやった


まだ私は恭介が忘れられないことも・・・。





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