彼は年下の男の子


私は アパートへ帰り
親にTELをした。


「母さん・・・」


「どうしたの 珍しいわね
さては なにかあったなぁ?」


そう!何かないと 実家へは電話しない。


いつも 怒られるんだ!


2日に一回ぐらいは連絡しなさい!って
叔母の家から通ってたときは
安心してたみたいどけど
独り暮らしを 始めたからね。




「ごめんね・・・」


母の声を聞くと 涙が出ちゃった。


「泣いてちゃ 分からないでしょう」


「今日 ちょっと帰るね」


と 切った。


電話では話せなかった。




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