彼は年下の男の子


うん・・・確かに似てるかも(笑)


「美咲と言ったかね?
よく この康太くんを産んでくれたね」


「あ・・・はい(^-^ゞ」


「康太くん おいで
お婆ちゃんですよ」


さっきまで 一言も言わなかったお母さんが
やっと 喋った。


「始めは止めようと 思ったけど
途中で あれ?まさかお父さん
わざと恭介を 怒らせてる?
と 思って 静かにしてたのよ~」


さすが!夫婦だ
お互いのことを よく分かってるんだね。


「母さん!買い物へ行くかな?」


はい?私たちのことは
もう オッケイと言うこと?


終わり???


「親父!買い物って
何買いにいくんだよ!」


「えっ?康太のオモチャ」


はい???


< 214 / 240 >

この作品をシェア

pagetop