彼は年下の男の子


「美咲 おめでとう」


雅也も 産まれたばかりの赤ちゃんを連れ
奥さんと お祝いに来てくれた。


「雅也もおめでとう!
可愛い子だね 女の子?」


「うん! 心優って言うんだ」


雅也は デレデレの顔をしてる。




「おう!兄貴!
兄貴に一つだけ勝ったよ!」


って 恭介が雅也に言った。


「何か お前と 勝負したっけ?
何を 勝ったって?」


「オレの方が 先に 
父親になったからなアハハ」



「そんなこと 自慢することないだろう!
面白いな~お前」


と 笑う。



直美も到着した。


直美には 一番の感謝なのだ


直美と新くんがいなかったら


まだ一人で 康太を 
育てているかもしれない。


この姉弟が居てくれたから。。。



本当によかった。



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