彼は年下の男の子


「大丈夫かな・・・?」


思わず声にしてしまった。


「もしかして苦手?」


「ううん・・・全然大丈夫!」


と 勢いで嘘ついた。



そして乗ったものの やっぱり怖い(;´・ω・)


でも 横ではしゃぐ恭介を見たら


乗らないなんて言えなかった。


案の定 生きた心地がしなかった
地に足がついてない感じでフラフラの私だった。


「やっぱり苦手だったんだろ・・・
無理すんなよ・・・」


少し口調がキツイよ・・・
怒ってる。


「ごめん・・・
怒んないで・・・」


小さな声で言うと


「あっ こっちこそ!ごめん」


と また 手を繋いだ。




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