彼は年下の男の子


そして 今まで 真向かいに座ってたのに
急に横へ移動してきた。


顔をジッーと見ながら


「ねぇ オレと付き合ってくれる?」


「え?・・・」


「友達でいいって 言ってたけど
やっぱり 友達は嫌なんだよね」


「ああ・・・」



「ああ・・・じゃなくて返事返事!」


「あ・・・あたしでよかったら・・・」


「よかったら?」


「あの・・・ね」


「あのね?」


「ちょっと!恭介!黙って!続きが言えないでしょう?」


「はい ごめんなさい」


シュンッとなった恭介はますます可愛い


「よろしくお願いします」



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